「偶然」「必然」「奇跡」3つの違いって何でしょう。
何をもって偶然とし、何を必然と言ったり奇跡と表現するのでしょうか。
偶然のような出来事にも、必然となる前段階があるはず。奇跡としか思えないことにも、幾つもの偶然と必然があったかも知れない。
となると、偶然と必然と奇跡は、線引きがあるようで無いのではないでしょうか。
1つ1つは違う言葉で、それぞれに言葉の意味もあるけど、全ては繋がって重なりあって絡まって起きている。
きっと見えない部分で、それぞれのルールに沿って起きるのだと思う。
日本を越えて起きた奇跡!偶然じゃない連続!
先日、確か17度目のハワイへ行った。しかし、今回のハワイは特別だった。
偶然?いや奇跡が何度も起きたのです。
ハワイ到着数時間後のこと。ワイキキの外れでバスを待っていると誰かが近づいて来ました。「うそー!」叫ばずにいられないことが起きたのです。
- 遡ること1年前のハワイでの出来事
お店で食事をしていると、隣のテーブルに男性が座わり、私達に何を食べているのか聞いて来ました。
30代位の笑顔の男性。このお店が始めてらしく何が美味しいのか知りたかったようです。少し会話をして私はこの場所から近いバス停を尋ねました。
しかし、男性は普段から車移動なのでバスが分からないとのことでした。
男性とお別れし、目の前の大型スーパーに寄り、地図を見ながらバス亭を探し始めました。
少し歩くと目の前から、先程別れた男性が笑顔で近づいて来たのです。
「わぁー!」
どうやら心配して私達探してくれていたのです。この時点で男性と別れてから2時間近く。男性はどの位の時間、私達を探してくれたのだろうか。
笑顔でカモン!と手招。
てっきりバス停を案内してくれるのかと思いました(もっと英語が話せたらと、毎回思う私)
すると、男性は自分の車で目的地まで連れて行ってくれると言うのです。1人なら絶対に乗らないけど、男性の雰囲気と会話の感じから不安はありませんでした。
自己紹介の中で結婚してお子さんは1人、仕事は弁護士とのことでした。
ランチ中だけど時間なんて気にしないで「全然大丈夫」と、なんともハワイらしいいい加減さ(良い加減)
途中渋滞していて時間も掛かってしまいましたが、目的地までしっかり送って下さったのです。お礼を伝え記念の写真を撮ってお別れしていました。
- それから1年後の今回のハワイ
到着して数時間で男性と再会するという奇跡が起きたのです!
まず、男性が私達に気付き近づいて来たのです。思わぬ奇跡の再会に興奮しまくり(英会話がもっと出来たらと、また反省する)
海水パンツの彼は海に行っていたらしいです。
奇跡の出逢いから始まった今回のハワイは、この後も自分の都合の良いことばかりが、連続して起きたのです。
何度も乗っているバス。30分ならまだいい60分来ないこともザラ。日本と全く違うので受け入れるしかない。
バスアプリがある現在でも30分待つことは普通にある。それが、今回すべて待ち時間ほぼゼロなのです。
乗り換えバスも直ぐ来るし、長蛇のトローリーも並び始めて1分も経たずに来る。「凄いね!絶対彼はラッキーMANだね」と笑いました。
そして帰国日。
「ほんと今回は驚き連続だったね」と、話しながら空港カウンターへチェックイン。
「お座席アップグレードさせて頂きました」
奇跡だーー!!!
最後の最後で再び奇跡(アップグレードの理由は説明はされませんが、たぶん満席移動)
「自分にとって都合が良いことばかり」奇跡連発の忘れられないハワイになりました。
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彼は間違いなくラッキーMANです。